ピロリ菌を抜くためにも禁煙

慢性胃炎や胃がんのリスクを高めることで知られているピロリ菌は薬で胃の中から抜くことができるようになりました。
これは今の一般的な検査方法では胃カメラなどの内視鏡にて検査を行いピロリ菌の有無を調査します。ここで薬品に反応があればピロリ菌がいることになるため除菌治療が可能となります。
これは薬による除菌治療となり、胃酸の分泌を抑えるものと抗生物質を服用します。これを1週間続けることになります。
1回目の除菌治療で全ての人が除菌できるということではありません、薬を服用してから再検査でピロリ菌がまだ胃の中にいることがわかればもう一度薬による治療を行うことになります。
除菌治療に失敗する理由はいくつかありますが、そのひとつに喫煙があります。これはたばこを吸わない人より喫煙者のほうが除菌治療に失敗する確率が高いことが分かっています。
胃酸との関係があるたばこなので、除菌治療を行っているあいだは禁煙をすることです。
また胃がんが発症するリスクを考えても今後は禁煙をするほうがよいと言えます。これはピロリ菌に感染していなくてもたばこを吸わない人に比べて胃がんになるリスクが高いことがわかっており、またピロリ菌に感染している人の場合はたばこを吸わない人に比べてさらに胃がんになるリスクが高いのです。
たばこは胃がんだけでなく、他にも肺がんや食道がんなどの危険因子であることもわかっています。
たばこを吸うことで健康に影響が出ることは明確なのですが、禁煙をするきっかけがなかなかみつからないというのもあります。禁煙をしようと考えてもつい一本くらいということでたばこを吸ってしまうこともあります。
ピロリ菌を抜く薬の服用時に影響があるようなタイミングで禁煙を行ってみるのも方法です。